UNIXはじめの一歩 やさしいプログラミング




UNIXというOSの概念から始まり、ごく基礎的なコマンド操作について網羅的に解説しました。シリーズの共通点として、豊富な図版で丁寧に解説しています。
実践的に欠かせないviエディタについても取り上げています。その一方でメール送受信などの操作は説明していません。あくまでもシェルを活用してキーボード上で操作することになれてもらうのが主眼です。

UNIXの場合ですと、実行環境が問題になりますが、本書ではKNOPPIXというCDから起動するLinuxを付属しています。そのため、ハードディクスクの領域やPCの用意などで頭を悩ませることはありません。お手持ちのPCで(ただしWindowsマシンだけですが)本書の内容を演習できます。また、Mac OS Xをお使いの方はOS自体がUNIXですので、そのまま利用することができます。Mac OS Xで使う場合にも配慮して本文は構成されています。

*本書付属のCD-ROMに収録しているKNOPPIXは容量の関係でいくつかのアプリケーションを削除しています。また、KNOPPIXがメインテーマの本ではありませんので、そういった用途の場合は他の本(タイトルからしてそうな)を購入してください。

誰もが最初は悩むディレクトリ移動コマンド「cd」、これをトレーニングするために、「cd道場」というアプリケーションを収録しています。簡単なものですが、やっているうちにきっと「cd」コマンドに慣れてしまうでしょう。Mac OS Xにも対応しています。


目次

本書を手にされた方に
謝辞
第1章
さっそく使ってみよう
1.1
マシンの準備
1.2
Knoppixを使う
1.3
Mac OS Xの場合
第2章
UNIXのあらまし
2.1
OSって何だろう
2.2
UNIXの物語
2.3
UNIXの分裂
2.4
オープンが合言葉
第3章
ファイルとディレクトリ
3.1
ケータイにだってあるファイル
3.2
ファイルを整理整頓するには
3.3
特定のファイルを指定する仕組み
3.4
ディレクトリを旅する
3.5
どんなファイル、ディレクトリがあるか調べる
第4章
ファイルとディレクトリの操作
4.1
ディレクトリをつくる
4.2
ファイルをコピーする
4.3
ディレクトリをコピーする
4.4
ファイルやディレクトリを移動する
4.5
ファイルやディレクトリを消す
第5章
ユーザー、グループとパーミッション
5.1
UNIXにおけるユーザーの考え方
5.2
グループ
5.3
パーミッションの概念
5.4
パーミッションの確認
5.5
パーミッションの変更
第6章
「続」ファイル操作
6.1
ファイルへのリンク
6.2
ファイルの圧縮と解凍
6.3
複数のファイルをひとつにまとめる
第7章
vi徹底入門
7.1
viをマスターしよう
7.2
基本的な編集
7.3
コピーやファイルへの保存、そして検索
第8章
シェル
8.1
シェルの機能と役割
8.2
コマンドを入力する作業とシェル
8.3
標準入出力
8.4
シェルでできるプログラミングの概要
8.5
環境変数の設定
第9章
正規表現
9.1
正規表現によるテキストファイルの検索
9.2
メタキャラクタ
付録 A.1
ディレクトリ移動コマンドに慣れる
付録 A.2
Knoppixと本書に関する情報
索引